OPERAで無料VPNを設定する方法

Operaのブラウザーに搭載されているVPNで、無料でVPN接続することができるようになりました。ブラウザーをインストールするだけで難しい設定はないので、パソコンが苦手な人でも簡単に利用することができます。

OperaのVPNが使えない場合は別に記事を書きましたのでこちらを参考にしてください。

そこで今回は、OPERAでVPNを設定する方法をご紹介します。

OperaのVPNは今現在はデスクトップ版しか利用ができないので、iPhoneやAndroidなどのスマホでVPNを使用したい場合は別のVPNアプリを利用するのがオススメです。

スマホで使える無料VPNアプリおすすめ3選

OPERAでVPNの設定の仕方

VPN設定ができるのは、OPERAのデスクトップブラウザ版が必要になります。インストールされていない場合は、下記リンクからダウンロードしてインストールしてください。

ステップ1、Operaブラウザーをダウンロードします。
ダウンロードはこちらから→ブラウザのダウンロード | Opera

ステップ2、Operaブラウザーをインストールします。

ステップ3、右上の歯車のマークをクリックし、一番下の「Go to browser settings」でブラウザーセッティング

ステップ4、サイドバーにある「Privacy & security」から、VPNの項目にチェックを入れる

ステップ5、VPN接続になったら、アドレスバーの横に「VPN」が表示されます。

VPN接続はアドレスバーのところで切り替えができるようになっています。

ロケーションはVirtual locationから選択。ロケーションを選択したら、下にVPN接続した現在のIPアドレスが表示されます。

接続できる国は

  1. ヨーロッパ
  2. アジア
  3. アメリカ大陸

の3つのみです。

以前は国別で選択できたのですが、現在は地域別にしか選択できないようです。

OPERAでVPNを使用する際の注意点

接続できるVPNが地域ごとしか選べないので、海外から日本のNetflixを利用したいなどという際には、残念ながら使用することができません

また当然ですが、VPN接続で匿名接続がされるのはOperaブラウザーを利用している時だけです。
Google ChromeやInternet Exprolerなど他のブラウザーを使用した際には、VPN接続とならずに通常接続となることに注意しましょう。

また、Operaの製作会社はノルウェーの会社ですが、2016年に中国の会社に買収されたとのことで、利用リスクはゼロではないようです。

ウェブブラウザOperaを作っているノルウェー企業Opera Softwareは、中国企業のコンソーシアム(奇虎360が中心の投資会社)による買収提案を受け入れ、株式の売却を決定しました。
Operaは広告ブロック、VPN対応、省電力機能など先進的な機能が好評。
日本でPC版を使う人は減りましたが、スマホ版はまだまだ愛用されています。
「今回の買収により、開発や経営の方針に変更はない」と発表されていますが、問題なのは中国に買収されたこと。
中国企業=中国政府=日本の情報を盗む という可能性が考えられます。
重要情報を入力するブラウザに、中国製を使う危険を避けるため、オペラを削除する人が増えています。

Operaが中国に買収されたため、日本人が離れる

何でも、この奇虎360という会社は過去にデータ流出元になった企業でもあるらしく、個人情報などを入力する必要もあるブラウザーで中国製を使うのはリスクがあることを理解しておきましょう。

つい先日も、TikTokで個人情報が抜かれるということが話題になりましたが、中国の企業ということは、中国の法律に従わないといけないということで、中国政府が情報開示を要求すれば企業は応じる義務があるため、個人情報が中国政府に利用されてしまう可能性も0ではないということです。

個人的には、セキュリティを強化する為にVPN接続を利用するのに、セキュリティ面にリスクのある製品を利用することには抵抗がありますが・・・。

OperaのVPNを利用するならば、個人情報を入力するなどの重要なやりとりをしないような、地域限定のウェブページを閲覧する際などの利用でしたら、簡単にVPN接続が使用できるので良いかと思います。
ご利用はご自身で判断してご利用ください。

個人情報のリスクが気になる方、または本格的にVPNを利用したい方は、有料VPNを利用することをオススメします。

おすすめ有料VPNとお得に使う裏技

アクセス元はどこになってる?

OperaのVPNに表示されていたIPアドレスを調べて、どこの国のIPで接続されているか確認してみました。

まずはヨーロッパ。

スウェーデン(Sweden)にあるサーバーでのアクセスIPになりました。またISP(プロバイダー)はOpera Software ASとなっているので、Operaブラウザーからのアクセスとわかるようになっています。

次はアジアです。

こちらはシンガポール(Singapore)のサーバーからのアクセスIPになりました。やはりISPはOpera Software ASとなっています。

最後にアメリカ(USA)です。

アメリカ合衆国のバージニア州のアッシュバーンと表示されました。こちらもISPはOpera Software ASです。

まとめ

OperaのアップデートでVPN接続で国が選べなくなってしまったのは残念です。

Operaのブラウザーは標準でVPN接続ができるようになったので画期的ですが、速度が遅かったりセキュリティー面で不安があったりするので、地域限定の動画やウェブページを閲覧するなどの軽い利用に留め、個人情報を入力するなどの重要なやりとりをしないようにしましょう。